スウェーデントーチ とは

スウェーデントーチとは、切り込みを入れた丸太に直接火をつけて作った焚き火のことです。

スウェーデントーチの正式名称は「スウェディッシュトーチ(Swedish torch)」。元来、フィンランドで昔から使われていた「かがり火」が、派生したものです。それがスウェーデンへと伝わり、ヨーロッパ中を巻き込んだ三十年戦争でスウェーデン兵たちが使用していたため、「スウェーデン(スウェディッシュ)トーチ」という名前になったそうです。 戦時中はスウェーデントーチで暖をとったり、調理器具として使われていました。

林業の現場で冬の寒さが厳しい際、焚火で暖を取っていました。
しかし、焚火の場合は場所を離れる度、水をかけ消火をしては、また薪を集めて火を起こすを繰り返すので、かなり面倒な作業でした。

そんな時、間伐材・不用木を利用してスウェーデントーチを製作してみました。すると、焚き火のように毎回水をかけず、ペール缶で消火すると使い勝手も良くスウェーデントーチなら繰り返し使用できる。
周りに灰も広がらない。
捨てられる間伐材・不用木を再利用も可能なスウェーデントーチは環境にも優しい。
と良いこと尽くしでした。

同時期に間伐の切り捨て現場が多くあり、山でそのまま朽ちさせてしまう事に憤りを感じ、何か形あるものにしたいという思いでスウェーデントーチの商品化に至りました。そして、日向サーフキャンプ内の経営するゲストハウスを利用されるお客様に提供を開始したところ評判がよかったので、個人のお客様向けにもスウェーデントーチの販売をネット通販と共にスタート致しました。